知られざる偉人館

様々な有名人、偉人の名前を「お題」として出題してもらい、そこからありもしないエピソードや経歴を即興ででっちあげるというゲームをしています。

渋沢栄一

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※リスの乗り物にまたがる栄一


日本で初めてどんぐりを食した人物。昭和17年、足立区で渋沢家の4男として生を受ける。上に兄が3人、姉が4人おり渋沢家の末の息子。父親は新聞社に勤めていたが強情な性格であったため栄一が誕生して間もなく職を失う。母親は怠惰な生活をしており、地主であり農業を営む岩手の実家からの仕送りで生活していた。そんな中、ほとんど手をかけてもらえなかった栄一は近所にあった梨沼公園で花の蜜を吸ったり、食べられる草を探したりすることが趣味となっていった。兄や姉とは歳が離れていたため一人誕生日に与えられた虫眼鏡を片手に食べられる植物探究に出かけている姿を目撃されている。そんな中、当時どんぐりは「西洋の悪魔の糞(ふん)」という迷信があり誰も手をつけなかったが、栄一はそんなこともつゆ知らず持ち前の探究心と好奇心から5〜6個一気に頬張った。あまりの苦味に吐き出したが、帰宅して就寝前に何故かその味が忘れられず翌日もう一度どんぐりを拾いにいき、味付けをすれば食べられるのではないか?と考え持ち帰る。母親が3週間ほどまえに作ったリンゴジャムが鍋にこびりついていたのでそこに水をいれどんぐりを20個ほど煮て食べ、そこから様々なアレンジレシピを思いつきわずか11歳で祖父母の援助によって「舌鼓を打つ美味いどんぐり料理」という書籍を出版。120万部を売り上げた。現在のどんぐりブームの元祖として知られている。


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※栄一の得意料理、胡麻どんぐり